DreamHostを半年ほど使ってみた感想

DreamHostが話題になっている。http://d.hatena.ne.jp/hetima/20070119/1169169923
ちょうど半年ほど使っていたので、感想などを書いておこう。

本当に大容量なのかという話

まず最初はちょっとネガティブな情報から。
DreamHostを語る場合、200GBものディスク容量やら2TBもの転送容量やらが注目されることが多いのだが、本当にそれで大容量のデータを使ったサービスが実現できるのかというとそうでもないという話。

多くの人が契約するであろうDreamHostのシェアードプランは基本的にはひとつのサーバを複数の人で共有する相乗り方式。一般に安い価格でサービスを提供するプロバイダは、それだけ少し多めの人を相乗りさせている。その相乗りさせている人々にサーバのCPU資源やメモリ資源を割り振っているわけであるが、平等にサービスを提供するための手段として、DreamHostでは5分に1回の周期でプロセスモニタが走っている。
CPUタイムやメモリを食いすぎているプロセスは、見回りが来た時点でkillされてしまう。こうすることで、sshによるユーザソフトのインストールを許してもなお平和が保たれているのであるが、このCPUタイムとメモリの制限がなかなかきつい。

私の場合、FCGIRailsSQLのBLOBデータを扱うプログラムを書いたらkillされまくって非常に不安定だった経験がある。
与えられた大容量を生かしてブイブイいかせたい人はこの点に少々注意が必要。

その他のサービス

その他のサービスについては非常に満足しています。

Subversionが使えることがまず便利。コントロールパネルも非常に多機能。カスタマーサービスのレスポンスも非常に早いし、コミュニティ(http://wiki.dreamhost.com/)も非常に充実してます。