AmazonのS3とEC2で遊んだつもりになる

大分、期間が開いてしまった。まあいいや

最近になってようやくAmazonの一連のwebserviceのすごさに気づき、遅れを取り戻すべく少し遊んでみる。

S3はSimple Storage Serviceの略で従量課金制のファイル置き場を提供するサービス。スケーラビリティが売りで置いておけるファイルの数や容量に制限がない。さらにインフラとしてはアマゾンのネットワークに乗せてもらえるわけで、巨大なデータを世界中にばら撒くようなサービスが個人にでも作れてしまうという大いなる可能性を秘めたサービス。従量課金制であるからしてビジネスが小さい間は課金も少ないという点もすばらしい。単一のAPIでスケールアップしていけるので多い日も安心。

海外では、すでにこのサービス用の便利なツールも開発されており、例えばS3FoxなどはエクスプローラライクなインターフェースでS3にアクセスしてファイルを整理することができる。
https://addons.mozilla.org/firefox/3247/

Ruby用のライブラリもあり。
http://amazon.rubyforge.org/

唯一の問題は、置いたファイルをポイントするURLが"s3.amazonaws.com/hoge"となってしまう点。"hoge.s3.amazonaws.com"としてもアクセス可能なようなので、hogeの部分を自分が運営するサイト名にすればある程度のフェイクは可能であるがちょっとかっこ悪い。まあHTML本体は自分のURL上においておけばソースを覗かれない限りわからないのでそんなに気にする必要ないのかな、、、。(解決:追記参照)

EC2はElastic Compute Cloudの略でこれまた従量課金制であるが、こちらはコンピュータプロセスを提供するサービス。具体的にはS3にアップロードしたディスクイメージをアマゾンの保有するサーバ上で起動したりシャットダウンしたりできる。Web関連に限らず使えるサービスではあるが、映像通信やVOIPなど重くて回線容量を食うプロセスを提供する業者が、必要になったときにAPIをひとつたたけば新たなサーバを追加できるという利用イメージだろうか?サーバを必要なときにセットアップなしに増やせるというのはかなりうれしい。価格設定もリースするより安い。

中身はXenを使った仮想マシンになっているらしく、Xen用に作ったイメージがそのまま動くようだ、
http://verveguy.blogspot.com/2007/01/fast-track-to-amazon-ec2.html

もうちょっと遊んだらまた書きます。